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298月/14

レバチオの成分がバイアグラと同じ理由

レバチオは、肺動脈性高血圧症の治療薬です。
肺血管平滑筋の分解酵素である「PDE-5」を阻害して、血管を弛緩させることにより、肺動脈圧と肺血管抵抗を低下させる働きがあります。
レバチオの有効成分は、ED治療薬バイアグラと同じ成分の「シルデナフィル」という成分です。
ここでは、バイアグラと同じレバチオの成分が、どのように肺高血圧症を治療するのかという理由について、ご紹介します。

そもそも肺動脈性肺高血圧症とは、肺の血管の血圧が高くなる病気です。
肺動脈末梢の血管の通り道が狭くなることが理由で、血液が流れにくくなります。
その結果、動悸や息切れ、むくみ、倦怠感などを伴い、日常生活にも支障をきたします。
進行すると心不全を引き起こす可能性がある病気です。

有効成分のシルデナフィルは、前述しましたように、血管の平滑筋を弛めるPDE-5という酵素を阻害する作用があります。
その結果として、肺の血管が広がり、息苦しさや倦怠感がやわらいで、運動耐用能も改善します。
同成分でも、ED治療薬のバイアグラは保険適用外ですが、レバチオは保険が適用となっています。
「レバチオ錠20mg」は、2008年4月にファイザー株式会社から発売されました。
通常成人は、1回1錠を1日3回経口服用します。